中野居酒屋 3月売上高、震災で明暗 スーパーが増、外食は減
東日本大震災の影響で3月の売上高はスーパーと外食産業で明暗が分かれた。日本チェーンストア協会が25日発表した全国のスーパー売上高は1兆105億円で、既存店ベースの前年同月比は0.3%増と2カ月連続のプラス。震災後の買いだめ需要が下支えとなった。一方、日本フードサービス協会が同日発表した外食売上高(全店ベース)は10.3%減と昨年6月以来9カ月ぶりの実績割れ。自粛ムードが直撃し、1994年以降で最大の下落幅となった。
3月のスーパー売上高は、食料品が3.5%増と大幅に伸び、特にカップ麺などの加工食品が好調で6.2%増となった。また、トイレットペーパーや乾電池を含む日用雑貨品も5.1%増と買いだめ需要が販売を押し上げた。
半面、衣料品は震災後の消費者心理の落ちこみや計画停電も影響して16.0%減と、大幅マイナスだった。
2010年度のスーパー売上高は12兆3662億円で既存店ベースの前年比は1.4%減だった。マイナスは14年連続。
一方、外食は自粛ムードの影響をまともに受け居酒屋・パブの売上高は19.8%減と3カ月ぶりのマイナスとなり、客数も18.2%減と落ち込んだ。歓送迎会など宴会のキャンセルが響いた。高単価のディナーレストランも売上高が19.5%減、客数が18.3%減だった。
ファストフードは売上高が8.3%減と4カ月ぶりのマイナス。ただ「持ち帰り米飯・回転ずし」が19.0%減となった一方、牛丼チェーンなど「和風・麺類」は前年実績を確保した
3月のスーパー売上高は、食料品が3.5%増と大幅に伸び、特にカップ麺などの加工食品が好調で6.2%増となった。また、トイレットペーパーや乾電池を含む日用雑貨品も5.1%増と買いだめ需要が販売を押し上げた。
半面、衣料品は震災後の消費者心理の落ちこみや計画停電も影響して16.0%減と、大幅マイナスだった。
2010年度のスーパー売上高は12兆3662億円で既存店ベースの前年比は1.4%減だった。マイナスは14年連続。
一方、外食は自粛ムードの影響をまともに受け居酒屋・パブの売上高は19.8%減と3カ月ぶりのマイナスとなり、客数も18.2%減と落ち込んだ。歓送迎会など宴会のキャンセルが響いた。高単価のディナーレストランも売上高が19.5%減、客数が18.3%減だった。
ファストフードは売上高が8.3%減と4カ月ぶりのマイナス。ただ「持ち帰り米飯・回転ずし」が19.0%減となった一方、牛丼チェーンなど「和風・麺類」は前年実績を確保した
by izakaya_nn
| 2011-05-21 21:59